あっという間にお正月が終わっちゃいましたね。
いかがお過ごしですか?あめたま(@ametama_l2l)です。
私は雪かきに始まり、雪かきに終わる。そんなお正月3が日でした。
先日もちょっとだけ雪かきの記事を書きましたが、その中に登場した「ママさんダンプ」という言葉。雪かきの必要がない地域の方には耳慣れない言葉だったようです。
というわけで今回は雪かきの道具をご紹介します。
雪かきの必要がない地域の方も、いつ雪かきすることになるかわかりませんよー。しっかり勉強しておきましょう!
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もくじ
スコップ
定番アイテムです。ニュースなどで雪かきのイメージ映像が映し出されると、ほぼこれを使ってる気がします。
実際にはほとんど使いません。でもないと困る。そんなアイテム。
スコップの使い方
これで雪を全部除けようと思うと、めちゃくちゃ大変。
ちょっとしかすくえないのでこれ1本ではとにかく時間がかかります。
なので基本はママさんダンプで一気に除けて、ママさんダンプが入らない固い雪を割ったり、削ったりという使い方をします。
スコップの種類
形状の違いは2種類。先端が丸いものと四角いもの。
雪かきには四角いものを使います。丸いものは土を掘るときに使う感じです。
材質は大きく分けると2種類。金属製かプラスチック製。
金属製は鉄製とアルミ製があり、鉄製は丈夫だけどめちゃくちゃ重いです。アルミ製は軽いけど力任せに使うと割れます。最近は鉄製はあまり見かけません。ホームセンターでもアルミ製が主流のようです。
プラスチック製は先端に金属が付いているものを使います。付いてないやつも新雪には使えますが、ちょっと固くなった雪には歯が立ちません。
都会などでちょっとした雪を除けるならプラスチック製のスコップで十分です。雪国では子供が雪かきのお手伝いに使うイメージですかね。
スコップ?シャベル?
関西と関東で呼び名が違います。関西では上の画像はシャベル、関東ではスコップ。
実はこれ、JIS規格で呼び名が制定されてます。足で押せるものをシャベルと呼ぶんです。だから上の画像はシャベルが正解。
でも雪国ではスコップって言うところが多い気がします。少なくとも我が家ではこれはスコップです。
ママさんダンプ
使用頻度ナンバー1アイテム。これがないと雪かきが終わりません。それぐらい便利。
我が家では合計4台のママさんダンプがあります。が、3つは破損中。捨て方がわからないので玄関に出しっぱなし。誰か持ってってくれないかな…。
ママさんダンプの使い方
がーっとやります。以上。
って、これじゃわからないですよね。
大人はこれで雪をかきながら、一気に運んでいきます。要するに、がーっとやります。
小さい子供はスコップでママさんダンプに雪を乗せてから運びます。もしくはソリに雪を積んでひっぱります。
ママさんダンプの正式名称
ママさんダンプは商品名で、一般名はスノーダンプといいます。ホッチキスとステープラーみたいな関係ですね。
女性でも簡単にダンプのように一気に雪を運べる。そこからママさんダンプという名前が生まれたそうです。
女性用ということで、柄が若干短く出来ています。身長180cmの私の場合、ちょっと屈んで使うとちょうどいいので、腰が痛くなるんですが、最近はパパさんダンプという男性用の商品も開発されたようです。
材質とサイズ
ママさんダンプという商品名、商標登録されているのはプラスチック製のものです。
スノーダンプには金属製のものもあります。私は使ったことないんですが、重さはあるけど、丈夫なんだとか。近所のホームセンターでは屋根雪用として売られていました。
プラスチック製のものも最近では種類が増え、ポリカーポネイト製の商品が出てきました。半透明でオシャレな感じ。店員さんの説明では普通のプラスチック製より丈夫だよ!なんて言われましたが、1年目で壊れました。高いので普通のプラスチック製の方がいいと思います。
ママさんダンプのサイズは小さいのと大きいのがあります。私は大きい方を好んで使いますが、女性には小さい方がおすすめ。大きくなると1回で運べる雪の量は増えますが、めっちゃ重くなります。雪かきを知らない人に一言だけ言っておくと、雪ってめちゃ重いです。ふわふわして軽そうだけど、ただの氷ですからね。
スノーラッセル
颯爽と現れたつらい雪かき界の救世主。我が家でも今冬から導入した新アイテムです。
まだ使ったことがないという雪国の方。1回使ってみてください。めちゃくちゃ捗ります。
あとラッセルくんは実は雪国以外の方に一番おすすめなんです。東京でちょびーっと雪が降っただけでニュースになりますが、そのときの雪かきしてる風景を見る限り、これ1本で全部できます。
スノーラッセルの使い方
スノーラッセルはスコップとママさんダンプのいいとこ取りです。
使い方はママさんダンプに近いです。特に玄関先のうっすらと積もった雪に威力を発揮します。
柄が長くスコップのように使うと、腕がパンパンになってしまいます。私のおすすめの使い方は持ち手をお腹付近に当てて、身体全体で雪を押し出す感じ。正しいかどうかはわかりません。でも、これがめっちゃ楽。
あと、うちは家の前が川で雪を川に捨てるんですけど、落ちないようにガードレールがあるんです。ガードレールの向こうの土手が2mほどあり、ママさんダンプでは川まで落とすのが困難でした。ママさんダンプだけガードレールの向こうに乗り越えるように置き、ガツガツやるんですが超大変。
それが、スノーラッセルだと超楽チン!特に柄が長いのでサクサク落とせるようになりました。
注意点
スコップのように使うこともできます。が、柄が長いのでちと大変。素直にスコップ使った方がいいです。
あと、先端に金属が付いているわけではないので固い雪に無理やり刺すと割れます。
スノーラッセルはまっすぐ前に押すだけで自重で軽く掘り進めます。斜め下に力を入れるとグイグイ入ってしまうのでご注意を。
特に土の上で使うと土を掘ってしまいます。このとき小石があるとこれまた割れる原因になるので気をつけてください。
番外編
除雪機
人力だと疲れる。そんな方におすすめなのがコレ。除雪機。
ガンガン吸い込んでガンガン吐き出してくれます。動力が電気のものとガソリンのものがあり、パワーはもちろんガソリンですが、電気の方が静かで安価です。
写真の電動除雪機はAmazonで2万円を切る価格で販売中。(ガソリンタイプは数十万円~です。)
私もいつか購入して両親にプレゼントしたいと思っています。
除雪車
ダンプとかブルって呼んでます。うちは主にダンプですね。人に説明するときは除雪車って言います。
夜間に入ってくれて、すごい助かるんですけど、注意点が2つ。
ダンプが通った後は路肩に固い雪が山積みになります。ラッセルやママさんダンプで無理すると割れちゃうので、金属製のスコップで雪を割りながらが雪を除けます。
そして友達が遊びに来たときとかに注意したいのは駐車場所。路上に止めてると、固い雪で車が傷つきます。なによりも最悪の場合ダンプが入ってくれません。近隣のみなさまからすごい顰蹙を買うことになります。必ず駐車場に停めてください。
まとめ
我が家で使用している雪かきアイテムを中心にご紹介しました。なんとなくでも使い方の雰囲気は伝わったでしょうか?
雪かきはかなりの力仕事。私は3日間だけでしたが、雪国で生活するとほぼ毎日。さらに1日に数回(実家のお隣さんは1日に6~8回ぐらいやってます)雪かきをすると考えると、めちゃくちゃ大変な肉体労働なんです。
今年の3が日は母も少しは楽をできたようで喜んでくれました。来年は電動除雪機でもう少し楽をさせてあげたいなって思います。
以上、あめたま(@ametama_l2l)でした。