昨年5月に嫁さんと入籍しましたが、結婚式は挙げていません。
私は別に挙げなくてもいいかなぁって思ってるんですが、嫁さんはウェディングドレスを着たいって思っています。それは以前から何度も聞いていました。
というわけで、フォトウェディングという形で写真だけでも撮っておこうということになりました。写真はまだ手元にないので、今回はフォトウェディングの業者選びの顛末を記事にしておこうと思います。
photo by Clare Hocter
もくじ
フォトウェディング会社の探し方
私の業者さんの選び方の大まかな流れは次の通りです。
- 身近でフォトウェディングをやった人の評判を聞く
- Googleで業者さんを探す
- 来店し、実際に話を聞く
身近でフォトウェディングやったよーって人を探したんですが、見つかりませんでした。というか身近にあんまり既婚者がいなかったです。
なので今回は1番はすっ飛ばして2番からのスタートになりました。
失敗した業者選び その1
今回撮ってもらった業者さんに出会うまで、2回ほど会社選びを失敗しました。まずは失敗した業者さんから紹介します。
値段が安いところを探してみた
Googleで「フォトウェディング 大阪」で検索しました。結構出てきてびっくりします。とりあえず各社の料金と営業時間、立地などを確認。
この時点で私が重視したのは以下の点です。
- 料金プランが明確
- 写真データをもらえる
- 立地(できれば梅田)
と、この条件で各社のウェブサイトを確認。料金が安いところから行ってみることにしました。
店員の対応が残念すぎる
来店し話を聞こうと思い、店舗に伺うと第一声。
店員:予約してますか?してないならあんまり時間取れませんよ。(原文まま)
うん。電話してない。それは私が悪い。でもその言い方はどうなの?ちょっとイラっとしながら話を聞きます。
こういうことがしたい、こういうのはどう?など話をしていき、お値段のお話に。
店員:今、決めてもらえばこのキャンペーン価格が適用できます。
あめ:え?今ですか?
店員:はい。初回来店時のキャンペーンなので。
あめ:今日初回来店しましたけど、明日電話で回答すると正規料金ですか?
店員:そうですね。
この時点でこの店では撮影しないと決めました。私、ワガママなんで。こういう「時間を限定して」話をすすめ、「今だけ」という言葉で決断を迫るセールス大嫌いなんですよ。
失敗した業者選び その2
さて、気を取り直して2軒目です。
撮影費用の下限を上げてみた
先ほどの業者は格安がウリでした。だから対応が残念だったのかな?と思い、ちょっとだけ値段が高いところを選択。
今度は忘れずに電話で来店予約をしていきます。
電話に出られた方は感じがよく、当日のことでしたが夕方から話が聞けるとのこと。少し時間を潰して来店しました。
担当さんの対応は限りなく○
1軒目がひどかったからか、2軒目の対応がめちゃくちゃよく感じました。
で、このとき話した内容は次の通り。
あめ:私の仕事の都合上、撮影日の確定が難しいんですけど対応してもらえますか?
店員:大丈夫です。キャンセルは困りますが、変更であれば柔軟に対応します。
あめ:今後どう進めたらいいですか?
店員:撮影予定日を決めてもらい、それにあわせて衣装合わせに一度来店いただきます。
あめ:では○月○日がいいです。
店員:予定日を確定すると契約金が発生します。これはキャンセル時に返金できないのでご注意ください。
あめ:わかりました。ではどうしたらいいですか?
店員:まだ結構先なので、予定日の1ヶ月前ぐらいまでで都合のいい日に衣装合わせをしましょう。その際ご連絡いただけますか。
あめ:はい。お金はどうしたらいいですか?
店員:お振込みいただくことになります。予約日確定時にお振込み用紙をお渡しします。
大体、こんな感じでした。すごーく感じのいいお兄さんで、嫁さんともここに決めようかーなんて話していました。
衣装合わせで事件勃発
衣装合わせの前日、電話をしました。
あめ:先日伺ったあめたまです。明日衣装合わせに行きたいんですが大丈夫ですか?
店員:はい、大丈夫です。予定日は○月○日と伺っていますが間違いございませんか?
あめ:そうですね。多分大丈夫だと思います。
店員:では、予定日を確定させていただきます。お振込み用紙は郵送させていただきますか?明日ご来店でしたら来店時のお渡しでも大丈夫ですよ。
あめ:ではそれで。明日、よろしくお願いします。
そして迎えた衣装合わせ当日。来店すると席に案内されました。来たのは先日とは別の店員さん。
店員:いらっしゃいませ。本日現金はお持ちですか?
あめ:え?振込みって聞きましたけど?
店員:振込みでもいいですけど、現金で払ったほうが手数料分お得ですよ。
あめ:私のメインバンクは振込み手数料無料なんで別にどっちでもいいです。
ダメな店員です。文章で伝わるかわかりませんが、私が感じた不満は以下の2点です。
- 金持って来てないわけじゃないけど、振込みを指定したのはそっちだろ?
- 手数料分お得って、いかにもこっちの懐事情を心配してるものの言い方が嫌。
店員:契約時の注意事項は説明させてもらっていますか?
あめ:キャンセルで返金できない旨は聞いています。特に契約書などは見てないです。
店員:少々お待ちください。
店員が契約書を持ってくる。
店員:こちらが注意事項になりますので、よく読んでください。
普通、契約書って向こうが説明しながら一緒に読むものだと思ってたけど、そうじゃないんですね。じっくり読みました。
そこには「撮影日変更時の違約金について」の記載が。えーっと、全額没収?どういうこと?
費用には契約金とそれ以外の費用があります。私が考えていたプランだと、衣装のレンタル代、撮影したデータ代、小物利用料が契約金以外にかかってきます。
予定日の4日前以降の変更は契約金以外の金額もすべて没収です。着てもない衣装代、撮ってもない撮影データ代。ちなみにキャンセルしても同じ料金がかかります。
あめ:ちょっと聞いてた話と違いすぎるんですが…。そもそも契約金以外は当日まで発生しないものじゃないんですか?
店員:いえ、衣装もカメラマンも1週間前には手配していますので、費用は発生します。
あめ:そもそも、変更に柔軟に対応しますって言われたので、決めようと思ったのに、これでは契約できません。
店員:それはキャンセルするということですか?
あめ:そうですね。そもそも契約してませんけどね。
店員:いえ、予定日を確定した時点で契約金が発生しています。キャンセルするのであればまず契約金をお支払いください。
ぷっちーん。
あめ:重要な契約事項の説明も無しに契約成立とおっしゃるんですね?
店員:昨日お電話で予定日を確定されましたよね?
あめ:そうですね。その時点では撮影日変更時に違約金が発生することは知らなかったので。
店員:でも確定したので、契約金が必要です。
あめ:わかりました。虚偽の説明をした上、重要な契約事項の提示も説明もなく、口頭での約束を契約とおっしゃるわけですね。あなたでは話になりません。上の者を出してください。
そして裏に行く店員さん。少しして戻ってきました。
店員:また当店のご利用を考えていただけるということで、今回に限り契約金は結構です。
あめ:はぁ?二度と利用するわけないでしょ?契約金も払いません。失礼します。
はぁ…計画が振り出しに戻っちゃった。ちょっとだけ休憩。 http://t.co/TUdC9FOgyc
— あめたま (@ametama_l2l) 2015, 2月 22
3度目の正直。ようやく素敵な業者さんに出会えた
もうフォトウェディングとか止めようかな…。そう考えました。
結局、梅田にこだわらず探したお店。
公式 結婚写真・フォトウエディングは大阪難波のスタジオアンルージュ
ここはお電話での対応も感じがよくて、「撮影日の変更でお金なんか取りませんよwww」と言ってくれたので、自分の中ではもう店舗に行く前から決めてました。 そして先日。
いざ。 #ウェディング pic.twitter.com/sk7lPUHpCG — あめたま (@ametama_l2l) 2015, 4月 18
まとめ
実名出してやりたいけど、録音してるわけじゃないし、名誉毀損だとか何とか言われると困るから止めておきます。
何はともあれ、スタジオアンルージュさんは非常に丁寧にご対応いただきました。そしてお客さんを第一に考えてくれています。
特に料金プランの説明を受けて感じたことなんですが、おそらく自分たちの撮る写真に自信があるんだと思います。というのも、今回選択した「全データプラン」。揉めた2つの業者さんはどちらも「全データプランは事前申し込み制」です。相場はどこも約5万円。
それに対してスタジオアンルージュさんは撮った写真の中から好きなものを選ぶ形です。「1枚だけしか選ばなければ5千円」で撮影してもらうことも可能です。データをもらう場合は5枚を超えると全データと料金がほぼ一緒になります。
これが他の業者さんとの一番の違いで、他の業者は「全データプラン」ならたくさん撮るけど、「枚数決まってるプラン」ならちょっとしか撮らないってことだと思いません?スタジオアンルージュさんの「気に入ったのがあったら選らんでね!」って姿勢は逆に言えば、客が気に入らなかったらお金にならないんです。これはすごいことですよ。
スタジオアンルージュのスタッフさん。ここ読んでたら、謝っておきます。
面倒な客ですいませんでした。そして、写真データ楽しみに待ってます( ´,_ゝ`)イ ヒ
以上、あめたま(@ametama_l2l)でした。